個人レッスンでは5時間で大変身することはよくあることですが、大事なのはそこではありません。
大事なのは、
5時間の中でどれだけご自分と向き合えたか?
そしてご自分のためにどれだけ手放せたか?
手放すモノたちに「ありがとう」が言えたか?
手放すと決めるときのチクっとする痛みをきちんと受け止め、「ありがとう」と口に出して手放すモノ達を送りだせたこと、そこに片づけの大事な部分が多くあると思っています。
Y様は理想のお部屋のイメージをはっきり示してくださったので、あとはそこへ向かうだけでした。自分のときめくモノがはっきりわかっている場合は一般的にお片づけは早く進みますし、楽しいです。
とはいえ、お洋服って集めると本当にたくさんありますよね、、、。集めるって大事。
BEFORE
一度はご自分で衣類のときめきチェックをなさってくださってたのでこれでも相当数は減っていたそうです。今回はここから“第三者の目”を入れた片づけを行っていただきました。
「ときめきますか?」と尋ねる“第三者の目”の存在のせいか(すごくしつこくは言いませんよ!適所にお尋ねしているつもりです(汗))、お手持ちの残す衣類は全部でこれだけになりました。⇩
こんまり畳みと掛ける収納を駆使して、ご自分にも衣類にもムリのない、楽しい形で収納していきます。一か所集中収納が理想ですが、間取りや家具によってできない場合が多いです。「仲間同士は近くに」のセオリーは外さず、使いやすいところに収納していけばOKです。見た目より実際はだいぶ余裕のある7~8割収納です。⇩
衣装ケースは深さがあるので、圧縮収納しようと思ってらした冬物もこんまり畳みで収納してしまいました。冬物はこんまり畳みにすると、信じられないくらいかわいく収まるのでおススメです!もこもこシリーズとして仲間と収納♪ 冬が楽しみになるかわいらしさです。
前回お話した通り、観音開きのどっちを開けても一番ときめく服が見えるように掟破りのM字掛けです。本来のこんまり収納は軽さと色の明るさの右肩上がりですので、使いながら微調整していっていただくことにしました。⇩
AFTER
今回もたくさんの「ありがとう」を言わせていただいた手放すモノ達。
これから先に、今回の「ありがとう」の何倍ものときめきがY様に訪れるのかと思うと、とってもドキドキうれしくなる瞬間です。
「さようなら、お幸せに」という声が聞こえてきそうです。⇩
正直に言って、自分の持ちモノを手放すのにまったく痛みを伴わない人はいません。
何かの縁で手元にやってきたモノ、一緒の空間で一緒に時を過ごしたモノ、一度「私の」という所有格がついたモノを手放すのには、やっぱりコツがあります。
レッスン中はChinacoの知りうる限りのコツをお話するにしても、手放すかどうかを決めるのはやっぱりご本人。
そういう意味でたった5時間でお部屋を大変身できたのは、ご自身の未来へ向かうチカラ以外にはないのだなぁと常々感じています。
何のために手放すのか?どうなりたいから片づけるのか?
その原動力は未来の自分を信じるチカラなのだろうな~と思っています。
Your Choice,Your Life
Chinaco
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