Chinacoのときめき片づけ体験記(本)

自分のときめき片づけを振り返るコーナー、今回は「本」です。

結論からいうと、今は本の役割がわかったので、ビジネスライクに付き合えるようになりました。必要な時、必要な情報を取り込んだら「ありがとうございました~。お疲れ様で~す。」といった感じでしょうか。


子供時代、生きる教えを授けてくれる親や先生に恵まれなかった私にとって、本はメンターでありセラピストでありインストラクター、コンサルタント、素敵な先輩etc、、とにかく「教えてくれる人」でした。本がなかったら生きてこれなかったんじゃないかと思います。

知への渇望というよりも、教えを乞いたくて、答えが欲しくて貪り読んでいたタイプです。

だから救いを求めて買って、実際救われた本は大切にとっていました。

本棚を見れば私の悩みやコンプレックスや野望(!?)の全てが見られてしまします。

本は私のココロの履歴書だし、取扱い説明書だし、私の思考も思想も物語ってしまうので恥ずかしくてどんな本を持っているかは誰にも見せませんでした。

そんな本の背表紙に見守られて、安心して、なんとか生きていました。


だから当然、本棚に読んでない本などは一冊もなく、だいたいは何度も何度も読んで、その度に助けられた大切な本ばかり、、、ときめき片づけの「本」の場面では自分の魂を削られるような思いがして、とってもつらかったような気がします。


でも、、、実はもうその頃のことはあんまり覚えてないんですよね、、、!

こんまりメソッドで正しく片づけてからは、本の本来のお役目や気持ちも考えられるようになったからだと思います。

それに、助けを乞うために何度も何度も開く本があるってことは、本質的な問題は解決していないからなんじゃないか?とも思えてきたからです。

持ってる、読んでる、知ってるだけでは、何も解決しないんだと、ときめき片づけを通じてやっとわかったんですね。

私はこのたくさんの本の数だけ自分からは何もしないで部屋で何かが変わるのを待っていたんだな~ってハッとして、やっと大好きな本たちの愛し方を間違っていたことに気が付いたんだと思います。



そもそも、本は紙を媒体にして誰かのメッセージを運ぶのがお仕事。

本がでーんとそこに置いてあること自体では私たちに何も作用できないのです。

本は自分に印刷されてることを活用して私たちの実生活がよりよくなることを望んであの姿になっています。

そしてたくさんの人間の中から私たちに買われて、私たちの家に来ました。

ここで読んでもらえないのは論外ですが、読んだところでその内容を活用してもらえなければ、本としては本に生まれた意味は薄れてしまうと思います。



本は自分の生活や人生に役立ててあげると喜びます。

その役目を自分では果たせていないなら、その本は手放してあげてください。


もちろん装丁や手元にあること自体にときめく本は残します。

当然ですよね?「ときめく」んですから。

ただしその時は書籍というよりインテリア小物ととらえたほうがいい気がします。



本にばっかり期待しない、本の存在に頼らない、自分が何をしたか/しなかったか こそが全て。そう思ってこれからもたくさんの本や言葉に出会えることを楽しみにしています。

Your Choice,Your Life

Chinaco










Relaxing Room♡Chinacoのこんまり片づけLesson

世界のKonmariこと近藤麻理恵さん著書「人生がときめく片づけの魔法」でおなじみの konmariMediaJapan(株)認定コンサルタント&インストラクターで東京・渋谷区在住のChinacoの片づけ個人レッスン情報と日々思うこと。

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