「イラストでときめく片付けの魔法」P139を見てみましょう。
ネクタイは小物類のカテゴリー№46にその収納法が書かれています。
・男性にとってアクセサリーのようなモノ
・見た目が美しく、着けるモノを選びやすいように収納する
・「かける収納」「巻く収納」どちらでもOK
・巻いた場合「のり巻き状(渦巻きが見える)」「ロールケーキ状(渦巻きが見えない)」のどちらでもOK
「イラストでときめく片付けの魔法」ではネクタイは女性のヘアアクセサリーとメイクアップ用品の間に書かれています。
社会通念上、大人の最低限の身だしなみとして必要、かつ個性を打ち出したり、コミュニケーションに一役かってくれる「社交性の高いアイテム」ということになりますね。
でもネクタイにはもっと深い意味があるような気がします。
どなたかから想いを込めてプレゼントされたネクタイ、自分がなんらかの意思で選んだネクタイ、どのプロジェクトを成功させたときのネクタイ、いやいや着けていたネクタイ、、、。
ネクタイも一か所に集めて、今の自分が手に取った時ときめくか?理想の暮しの中の自分もやっぱりときめいて身に着けているか?をひとつひとつときめきチェックしていきます。
Y様はかける収納でした。
専用のハンガーもお持ちで、ときめきチェックの後もかける収納に戻せばいいと思ったのですが、本当はこの形態は好きではないとのこと。
では、どんな形態で収納すればときめくか?
とはいえネクタイはツルツルとした細長い布。
この非常に特徴のあるこのアイテムを使いやすく収納する方法はそんなにたくさんありません。
そこでショップでの陳列方法を思い出してみました。
どんなアイテムでもショップではその商品が一番美しく魅力的に見えるように置かれています。また、取り出しやすく、比べやすく、質感の違い、色味を並べることでどれも欲しくなるように巧みに配置されています。
ネクタイは四角く区切られた浅い引き出しにふんわり畳まれて上から俯瞰できると確かにワクワクします。
そこでY様のネクタイはロールケーキ収納とすることにしました。
専用の入れ物でもなく、深さのある衣裳ケースなので、使い勝手の点では100歩譲らざるを得ないのですが、、、
なんだかかわいい♡
気のせい?なんだかみんな楽しそう?いや気のせい?? ←ココロの声がはみ出てきます。
奥から冬もの暗い色味のもの~手前に明るい色、軽い素材のもの、このセオリーは変わりません。
そしてなにが驚いたかって本数がこのケースにぴったりだったということ。
「適正量のミラクル出た~!」とココロの中で大興奮でした。
仮置きのためYシャツのそばだとここになりますが、もう少し腰高のしゃがまずに取れる位置(Yシャツのすぐ下辺りの高さ)に置けるといいですね。
◇社交性の高いアイテムのそばにはミラーを置く
また、クローゼットの扉が観音開きなら扉の裏に貼ってはがせるタイプの鏡があるとネクタイを装着する時移動しなくて便利です。蛇腹式の場合はクローゼットのポールに掛けられる細長いミラーなどもあるので、ときめきで選んでみてください。
生活動線がシンプルになれば、時間が増えます。
そして、他人様の視線あってのアイテムの場合は当然どう見えるかまでがそのモノのお仕事です。ときめくモノたちにもいいお仕事ができるようにしてあげるとモノもご自身もより一層きらめきます。
◇ご主人のわさっとあるネクタイがなんとかならないかとお困りの奥さま
まずはご自分の片づけを終わらせましょう。
そしてすっかり人生がときめきだした奥さまに旦那様が「俺もそれやりたいな、、」とポツリと言うまで何もしてはいけません。何も言ってはいけません。
その時がきたら、奥様が伝授してさしあげるかChinacoの個人レッスンにお申し込みください。原則女性のみですが、男性でも体験セミナーや講座を受講されときめき片づけへの真剣度が並々ならぬ場合は特別に対応させていただく場合がございます。
ときめき片づけは完全にパーソナルなもの。パーソナルだからこそ影響しあえ、反響しあえるのです。それぞれがときめき片づけを終了されたご夫婦なんてステキすぎますね!
※Y様には撮影と掲載の許可をいただいております
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