ときめき片づけでよくでてくる「片づけマインド」。
こんまり流を受けつけられないタイプの方がイラっとする箇所かもしれませんね(笑)。実はChinacoも独特なキーワードとなんだか乙女っぽい挿絵などに拒否反応があったので長い間こんまり流には手を出していませんでした。なので、なんとなくわかります。
が!きちんと習ってみるとこれほど男気のある片づけも稀であろうと思います。“ゆるふわ”な気持ちではとても片づけを最後まで終わらせることはできません。
そんな“男気あふれるお片づけ”に惹かれて、講師になり様々なお宅で片づけのレッスンをするようになってから「片づけマインド」がみるみる育っていく過程を目の当たりにしています。ちょっとわかりずらい「片づけマインド」ですので実例を挙げてご紹介したいと思います。
<T様の場合>
キッチン小物を行う頃にはChinacoがもう何も言わなくても「なんか、、、この配置が違う気がする」と、見事にセオリー通りに小物を分別し、美しく使い勝手よく収納されていました。
いただいたご感想からの抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
片付けながらほめられたり、応援していただきながらできたこと、ときめきチェックそのものも楽しくできました。時々ときめくかどうか分からない物もありましたが、殆どの物はときめきチェックはすぐにできて、実際にときめく物はすでに分かっていたかのような不思議な感覚でした。
(掲載の許可をいただいております)
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この他にも、仮収納をして帰った後、「なんかしっくりこない」ことを感じて、改めていくつかを手放し、ご自分にぴったりの数と収納状態に整えたりと、「ときめき感度」×「かたづけマインド」がどんどん作動して、片づけが勝手にどんどん進んでいくような印象でした。これが「片づけマインド」です!
<S様の場合>
いただいたご感想メールからの抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以前は冬になると毎週のようにスノーボードに行っていたので、すぐ使うものとして板を玄関に置いていました。
その後状況が変わりここ数年はシーズンに一度行けたかどうかでしたが、板をすぐ取り出せないところにしまってしまうと、取り出すのが面倒でスノーボードに行けなくなりそうで、いつかまた行ける日のために板を玄関に出しっぱなしにしていました。
ずっと埃まみれで、靴箱の扉を開けるときに邪魔だな~と思ったりして、板には本当にかわいそうなことをしてきたなぁと申し訳なく思いました。
板についたままのカバーと取り付けたままの器具を外して、きれいに拭いて収納しました。
(掲載の許可をいただいております)
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衣類の片づけが終わった頃には、モノの気持ちや収納するということへの理解を深められて自ら片づけを進めていらっしゃいます。これが「片づけマインドが育つ」ということです!
このおふたりに限らず、みなさん途中から「片づけマインド」がみるみる育っていき、自分で片づけられるようになっていきます。
気が付けば、ついこないだ「片づけができなくて困ってる」と話していたのと同じ人物とはとうてい思えないほど、キラキラ輝きながら片づけしているのです。
こんまりメソッド恐るべし。その光景を見るたびに「もうChinacoなしで大丈夫だね、、、」とさみしいような嬉しいような複雑な気分に。
片づけができないと思い込み、あふれるモノを不用品業者に頼んで一気に片づけてしまうと、この大切な「片づけマインド」がまったく育たないので、モノと自分のいい関係を作れないのです。流行に乗ってモノに向き合うことなくミニマミストになってしまう場合も同様です。「片づけマインド」は誰の中にもある「モノを大切にする気持ち」の一部なのかもしれませんね。
Chinaco
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