みなさま、片づいてますかー？
本棚の蔵書は読んでらっしゃいますかー？
「片づいたら落ち着いて読みなおしたい」からと本棚に何年も置きっぱなしにしていませんかー？
その言い訳、本たちにもしっかり届いてますよ～。
ですので「片づいたら、落ち着いたらって、いったいいつなのよ！？」
「いつになったら読んで、役立ててくれるわけ～？」
「なんかもう信じられないんですけどぉ、、、」など
彼氏の有言不実行に文句たらたらの乙女のような気持ちでじっとあなたのことを見てますよ～。
そんなわけで1年以上手に取って読んでいない本たちからは
期待と裏切りへの不安の入り混じったオーラを感じてしまうんですね。
そんな本が多ければ多いほど、お部屋の雰囲気もなんだかどんよりしてきてしまいますから、
お気をつけくださいませ。
さて、今回の片づけ目線のブックレビューは河野英太郎氏著、
「VUCA」（ブーカ）とは、
Volatility（変動性）
Uncertainty（不確実性）
Complexity（複雑性）
Ambiguity（曖昧性）
の頭文字をつなぎ合わせた造語で、
現在のあらゆるものを取り巻く社会経済環境がきわめて予測困難な状況に直面している、という時代認識を表す言葉です。
そもそも厳密には先のことは誰もわからないものですが、
それでも経済やマーケティングの世界では
データから未来を数値化し、可視化し、予測をたててきたわけです。
それが、この5～10年は明らかにVUCAの度合が加速していて、
現代のビジネスパーソンは
１つは、周りの変化が。単に景色になってしまっていて、自分も変化しなければならないことを自覚できてない人たち。
（中略）
もう１つは、変化に過剰に反応し過ぎている人たち。
のどちらかに分かれているように思われるとのことです。
そこで著者は言います。
いずれにせよ、ある種の思考停止に陥ってしまっているような気がするのです。
私自身は、このVUCA時代について、次のように考えています。
１．仕事の本質は大きく変わっていない
２．しかし、その形式は大きく変わっている
つまり、VUCA時代には、これまでの仕事の形式を印新しつつも、地に足の着いた仕事のやり方が求められている。そしてこの両者のバランスをうまく取って働けるビジネスパーソンが増えていく必要があると思っています。
「変わってないが、形式が大きく変わっている」。
会社の経理がそろばんからパソコンへ、そしてAIへ、
資料作成が一太郎（古すぎる）から音声入力へ、、、
そんな枠組みでイメージしててもよろしいでしょうか？
確かにそろばんからパソコンに移行するまでの期間より、
会計ソフトを導入してから、電子決済したものがそのまま経理処理できるようになるまでの期間の方が明らかに短い、、、
そんなイメージでとらえてもよろしいのでしょうか？
個人的には未来どころか現代さえついていけない怖さと、
しかしシステムが始まったらそれはそれで慣れちゃえばラクなのかしら？
というまさにVUCA状態！
大海で荒波に翻弄される木の葉状態ですよ。
そこで本書では
これかからの仕事の「キホン」について、VUCA時代に到来した４つの「新しい現実」に即して語っていきます。
第一章のテーマは「限られた時間で成果を出す」
（中略）
第２章のテーマは「答えのない問いに答えを出す」
（中略）
第３章のテーマは「多様なメンバーをまとめる」
（中略）
第４章のテーマは「働きかたの持続可能性（セステナビリティ）を高める」
の４つのテーマでVUCA時代の働き方、生き方のヒントを教えてくれます。
本書のすばらしいところは、VUCAって言葉や状況自体がVUCAなのを、
こんなにもシンプルにわかりやすくまとめてくれて、
最終的に「恐るるに足らず！」と思わせてくれるところです。
著者の河野さんは「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」の著者でもあるのでそのまとめワザに納得です。
第４章の「働き方のサステナビリティを高める」では
いきつくところは健やかライフがVUCA時代の生き抜き方と察しましたので、
片づけコンサルタント的にはお部屋の片づけは本当に本当にマスト！
もう片づいてないお部屋ではいい仕事はできないと解釈しまして、
ますます片づけレッスンにてVUCA時代に輝く人を増やしていきたいと思いました。
あなたのVUCAなお部屋をピシッとSJ化（Spark Joy(ときめく！））！
どんなキッツイ時代にあってもお部屋の中だけは自分の思い通りにできます。
お部屋が片づいていれば「ま、いっか～」と思えます。
ゆるりとホッとできて、しっかり休めてくつろげて、
そして明日へ進みたくなる、そんなお部屋でVUCA時代を生き抜きましょう♪
Your Choice,Your Life
Chinaco
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