「片づけたい」は呪いの言葉

みなさま、片づいてますかー？

こんまり流片づけコンサルタントのChinacoです。

「片づける」と「片づけたい」

このふたつの言葉はとっても似ている部分もありますが、

根本的に全然違う不思議な言葉です。

まず最初に認識していただきたいのは

どちらも現実には片づけてないということです。

理想、妄想、希望、、、、ないよりはある方が100倍いいけれど、

実際に手を動かさないとモノは１ミリも動かないという性格上、

部屋には何も作用していない点で両者の立ち位置はまったく同じとなります。

「やせる」と「やせたい」

「片づける」と「片づけたい」は

「やせる」と「やせたい」で変換するとわかりやすいかもしれません。

「やせたい」は女子にとっての「今日天気いいね」とか「今日だる～」などと同じ程度に

他人も本人も「そうだね～」といって流すべき、

呼吸の時にたまたま出た音階が意味を持つ文章だった、という程度のほぼ無意識の言葉になります。

恐らく言葉を発した本人も本心からやせたいわけでも、

やせるための何かをする気も全くないのを知っているのに、

なぜか「やせようという気持ちはある」ということを表明しようとするなぞの言葉。

結局今日もなにもせず、今日が終わっていくのを受け入れ、

また日は登り、

この繰り返しで人生を送っていくのが実際の私たちの人生です。（人間だもの♡）

それに対し「片づける」には何もしていない状況は同じであっても

かすかな静かな決意を感じさせます。

が、実際は結局何もせず今日も終わり、

明日からも繰り返されてく無力の決意であることが多いです。

無意識の願望の発露と無力の決意の言葉、、、。

どちらがいい悪いというよりも

「やせる」「片づける」と毎日繰り返し言ってる人と

「やせたい」「片づけたい」と毎日繰り返し言っている人。

どちらに愛嬌があるかといえば後者であり、

前者はなにかどこか苦しくなっていくような気がしませんか？

本当は片づいてなくても大丈夫

片づけコンサルタントはお片づけに悩み苦しむ方に多く接します。

そして実際にお部屋を拝見したり、悩みの箇所を見せていただくわけですが、

片づけ以外は人よりずっとずっとずう～っとステキなことができたり、

社会的に意義のあるお仕事や充実した生活を送っていらっしゃいます。

つまり、片づいていなくても大丈夫なのです。

しかし渦中のご本人は自分で欠点と決めつけてる「片づけができない！」点にだけフォーカスしすぎて、

その一点の黒色だけを見つめすぎていることが多いのです。

他の部分はうらやましいくらい、かなりキラキラ輝いているのにも関わらず！！

本当はもうときめく人生を歩んでいる最中なのに、

毎日毎日「片づける」「片づけたい」とつぶやいてしまうから、

そのせっかくのキラキラ部分（つまり今ときめいていること）までも

グレーに染めてしまっているように思われます。

再度、確認しますが、

いづれにせよ結局「片づけてはいない」のです。

だったらもう今から「片づける」「片づけたい」はNGワードにしてみませんか？

言わなくなったら本当に片づけなくなっちゃう！とご心配でしょうか？

大丈夫です！

言っても言わなくても片づけませんから！！

呪いの言葉と魔法の言葉

ちなみに片づける人は片づける前に「よし、片づけるか」とかまったく言いませんし思いません。

寝る前に「よし、毛布をめくるか」と思わないのと同じです。

寝て休んでやっとリフレッシュできるワクワクのために毛布をめくるだけであり、

布団をめくることに気合を入れも入れなくても結果は同じで、

要はめくるかめくらないか！

つまり片づけるか片づけないか！なのです。（ちょっと強引ですね(>_<)）

ですから、せっかくの今キラキラしている部分さえもグレーにしてしまう

呪いの言葉、「片づける」「片づけたい」は封印してほしいと思っています。

そして今後はもっと具体的な生産性を自然に導く魔法の言葉、

たとえば「これは、、キラキラしてる自分にふさわしいお部屋かな？」。

そんな風に言いなおしてみてください♪

不思議と自然に手が動いていきますよ。

魔法の言葉で逆に猛烈に片づけたくなったらChinacoの片づけ個人レッスンをどうぞ。

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