片づけ祭りが終わったら、日々のお掃除が片づけのようなものになっていきます。
全てのモノは定位置に戻っていくので床に置きっぱなしのモノはなくなります。外から帰って来てすぐに全てを戻せとはいいません。でも、その日のうちにはいつもの場所へ戻しましょう。遅くとも翌朝には戻してしまいましょう♪
Chinacoは片づけだけは「無」の状態でできますが、他の事はぜーんぜんダメ。トロすぎるのでこんな本を読んでみましたが、やはり注視してしまうのは片づけの項です。
『考える前に動く習慣』 枡野俊明著
この本は禅僧で大学教授で庭園デザイナーの著者が「まず動く」ことそして「続ける」ことがいい人生の土台となる習慣をつくることを紹介してくれます。
理屈抜きで同じことを繰り返すことが修行の基本。つらいな、面倒だな、嫌だな、、と気持ちが先立つ前に動く「考える前に動く」ことの大切さをわかりやすく教えてくれます。
散らかった部屋を見回せば、誰でも「片づけなければ、、、」という気持ちにはなるのだと思います。しかしなぜかなかなかとりかかれない。「面倒だ」「億劫だ」という気持ちが先に立つからです。
(中略)
発想の転換が必要です。掃除や片づけを「事後処理」ではなく、「事前準備」ととらえるのです。
つまり、食器を片づけるのは、次の食事をすみやかに、気持ちよくするための「事前準備」ととらえるのです。
(中略)
部屋が散らかっていたり、汚れていたりすると、心が曇ってくるのです。生活から丁寧さを奪うのです。
禅寺では、掃除は毎日行う大事な修行ですが、チリやホコリがあるから掃除するのではないのです。(中略) 掃除をすることによって、心のチリやホコリを拭い、新たにつかないように「防御」しているのです。
(中略)
掃除をするのに「考える」ことは何もありません。
あれこれ考えないで掃除をし、そして心地よさを「体感」してください。
『考える前に動く習慣』 枡野俊明著
なるほどなるほど。
「後片付け」ではなく、次の自分のための「前片づけ」。そんなのへ理屈じゃ~ん?と言ってる間にひとつ片づけられるだろ?ということだと思います。
ちなみにカチッとポイントが決まった箇所には吸い込まれるようにモノが戻っていきます。
そうなってしまえば“片づける”感覚は皆無。だって手が勝手に動いて、気が付けば片付いているのですから。初めのうちは「なんなのこれ~!?」ってびっくりしてました。
こんまりメソッド恐るべし。
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