これがあったら「片づけ苦手民」メルカリへの供え物?

みなさまのお宅にも「メルカリ行きのモノ置き場」、ありませんか~?

こんにちはこんまり流片づけコンサルタントのChinacoです。

みなさま、片づいてますかー?


今回は

「こんまり流片づけ祭り」や「ふつうのお片づけ」を考えている方向けに

・メルカリへの出品を先延ばしにする本当のワケ

・どのタイミングで出品活動をするのがベストか?

についてお話ししたいと思います。


謎の呪文

もう要らないけどメルカリに売ろうと思ってここに集めてあります

片づけ個人レッスン先でほぼ必ず聞くセリフです。

ですのでおそらく、

日本中のほとんどの家庭でそんな時空のゆがんだ空間があるのかと思われます。


これって、一見片づけに前向きで、片づけが進んでいるような印象を受けますが、、、、。

前に進んでなく、そこだけどんどん時間が積み重なっているんですよね。

その事実をまるごと風呂敷に包んで見えなくするような呪文がそれになります。


もしその状態が長い間(半年)、長い長い間(10か月)、

そのままであるのなら、時空のゆがんだ部屋で暮らすのは健康的ではないので

この記事を読んでらっしゃるまさに今が、

いつどうするかをキチンと考えてみるベストタイミングだと思います。


ココロのすき間を気持ちよく埋められる者が覇者となる

メルカる。

それはもう動詞の域に入っています。

これほど支持され、そして浸透しているということは、

それだけ人々のニーズに答えているということの証明ですね。

「もったいない気持ちを昇華させたい」「不用品をお金に変えたい」、

そんなモノ余りの時代のココロのモヤモヤを見事にすくいとって、

総スマホ時代に流通分野までも巻き込んだメルカリ様の圧倒的勝利の証です。

メルカリ様の企業努力の結果、

われわれモヤモヤの民は

そのモヤモヤを解消するツールをメルカリ神から授かったといってもいいでしょう。


今はシニア層にまでその市場を拡大して、

モノを介したコミュニケーションツールとして認知されており、

高齢者層には喜びと生きがいまでもを届けているメルカリ神。

ココロのすき間を気持ちよく満たしてあげられる者が民に愛されるものです。


強い信仰心がついに幻を生み出す

「まだ使えるモノを捨てるのはもったいない・忍びない」

「不用品をお金に変えたい」

そんな純粋なニーズに答えているところまでは良かったのですが、

いつからか

「メルカリ出品してもったいないをお金に変えて、

家の持ち物はどんどん少なく快適にしている賢いワタシ」

という架空の人物がひとり歩きしているような気がします。


そんな器用でマメでモノをよく見ている人間が

そもそもモノに溢れてどうしていいかわからない部屋に住んでいることは稀なので、

「メルカリしてる賢きワタシ」なるものが自分の中にいるような気がしても、

それはメルカリに憧れる気持ちが作った幻想です。

リアルな自分はやっぱり今日も、明日も今週も来月も出品活動はしないので、

冷水シャワーでも浴びて、幻は振り払いましょう。


結局、メルカリ出品して梱包してあれこれするのは自分なのです。

今でも忙しく、人によってはモノにうずもれて大変なことになっているのに、

幻の人のようにソツなく時間と手間をやり繰りしてテキパキこなせるとは思えません。

(できればもうやっていますので)

その証拠に、メルカリ出品予定の山は微動だにせず今日も鎮座しているのです。

それはメルカリ神へのお供えものですか?



片づけ苦手民にとってのメルカリ神の正体は

家にメルカリ出品用の梱包材をすでに買いこんでいるものの、

メルカリ出品自体は一向に進んでない方は、

まさにこのタイプと自覚されていいと思います。


「メルカリに出すためにここに集めてるんです♪」という時の、

その場所、その行為は「捨てる痛みへの緩衝材」です。

片づけ苦手民にとってのメルカリ神の正体は

「捨てる痛みの緩衝材」なのです。

ですので、このタイプの方はメルカリ出品、たぶんやりません。

やらなくていいのです。


なぜならば、緩衝材になってもらうことがそこに集められたモノたちの今の仕事なので、

モノたちとしても、本人としてももはやWin-Winの関係。

モノたちは捨てられずに済み、本人は捨てずに「捨てる痛み」を味合わずに済みます。

共依存の関係と言ってもいいでしょう。


いったん冷静に見つめ直してみる

ですがそれは、お互いにとって健康的で生産的な関係ではありません。

アンハッピーな関係をただ引き延ばしているだけ。

もう半年以上、出品しようとして出してない方は

痛みの先送りを続けているだけなので、

片づけの根本治療にはなりませんよね。

持ち続けている時間とスペースを費用として換算すると、

無料のモノを1万円で売っても、割りに合わないほどすでに損失が発生しています。

プラスどころか1日ごとにマイナス計上していることを自覚して、

ここで一度、「捨てる痛み」をガッツリ受け止めることを選択してみてください。



ちょっと寄り道(たとえばなし

たとえばずっと歯が痛くて、歯医者に行こうと思っているも、

なんとなく歯痛薬で散らしている状態と似ていますね。

今日の目に見える出費は数百円の薬代で済んでるような気がしますが、

こうしてる間にも歯痛の原因は進行して、将来的に何十万円もの出費、

治療を放っておいたところから歯周病菌が入って死に至ることを考えると、

今すぐに歯医者に電話することが何よりのセーブマネーとなります。

根本治療の第一歩は歯医者に電話するということになります。

(えぇ、Chinacoのことですよ。これから電話します。)


これを読んで「へ~。とっとと電話すりゃいいのに。」と思ったあなた!

ずっと「メルカリに出そうと思ってる」とはそういうことです!!


新たなソリューションは「捨てる」こと

本当にメイクマネーしたかったり、

本当にこの世から「もったいない」をなくしたいと思っていたり、

本当に「モノを大切にしたい」のならば、

まずは半年以上「メルカリに出す」というラベルを貼って所有しているモノをすべてココロを込めて手放して(※)みましょう。

  • (※)ひとつひとつに「ありがとうございました」と実際に声にだして、ひとなでしてから白い紙につつむか、白い紙袋(⇐これもたくさん持っているでしょう?)に包んで、他のゴミとは別にまとめてあげる。もっとココロを込めたいひとは天然塩やラベンダー精油などを1滴たらして浄化のあと、そのモノたちの今後の幸せな転生を願りながら回収に出すと完璧です。回収車をお見送りできたら完璧です。


そして新たな希望のヒカリ

ひとつ、希望があるとすれば、

今の「メルカリ行き」をすべて処分した後から、

新たに出て来る不要品に関しては都度メルカリしていけばいいと思います。

モノを捨てる痛みを一度しっかり受けた止めた自分、

手放してすっきりした自分が生活するなかで改めて不要になったモノをどなたかに譲り渡すせばいいのです。

それがメルカリを楽しむのにちょうどいい最初の量・頻度だと思います。

そのほうが、早くメルカリしたくて、先に片づけが進みますよ! 


まとめ

  1. 今手元にある溜めにためていたメルカリ出品予定品をすべて手放す(処分する)
  2. こんまり流片づけを始める(ひとりで始めれない方はChinacoのオンライン片づけレッスンへ
  3. 本当に片づけが終わりってからの生活で新たに出てきた不要品をメルカリする


Your Choice,Your Life

Chinaco

「“こんまり”する」も英語になってるけどね!

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Relaxing Room♡Chinacoのこんまり片づけLesson

世界のKonmariこと近藤麻理恵さん著書「人生がときめく片づけの魔法」でおなじみの konmariMediaJapan(株)認定コンサルタント&インストラクターで東京・渋谷区在住のChinacoの片づけ個人レッスン情報と日々思うこと。

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